2023年最後のメル知恵です!
2日前はクリスマス一色だった日本。今はすっかりお正月を迎えるモードになっていて、潔いまでの切り返しだよな〜と、この時期は毎年思います。かく言う私も、毎年26日にはクリスマスの飾りを下げ、すぐに年始を迎える支度を始めるのですが、その時に必ず呟くのが「1年が速すぎる、、、」です。皆さんは、子供の頃の方が、時間が長く感じられたのにと思う事はありませんか?「大人の時間はなぜ短いのか(一川誠著)」という本があるのですが、今年最後のメル知恵は、この本を参考にさせて頂き、時間の面白さについてシェアさせて頂きます!
時間には「物理的時間」と「心的時間」の2種類があります。前者は1分、5分など、数値化されたもので、時計で示す時間と同じです。後者は、私達が心で感じている精神的な時間の事です。例えば、遅刻しそうな時の電車の待ち時間は長く感じませんか?逆に、大好きな人と会っている時間は、本当にあっという間だと感じるはずです。同じ1分だとしても、全く長さが違う、このように心で感じる時間を心的時間と言います。
時間を長く感じる要因を簡単にあげると
●体の代謝が高い(子供の頃は代謝が高いですよね!)
●興奮状態にある(嫌いな人と、エレベーターの中で2人きりになったところを想像して下さい!)
●時間を気にしている(これは退屈な会議の時を思い出して下さい!)
●短い時間にまとまりのない多様な刺激を得ている(映画などでなく、何の脈絡もない映像を長々と見せられる事を想像して下さい!)
などがありますが、なんとなく感覚として分かっていただけたのではないでしょうか。
代謝量が落ちる年齢になればなるほど、時間が短く感じられるという事ですが、ではなぜ代謝が高いと時間を長く感じるのかといえば、代謝が高いと、身体のエネルギーの循環スピードも速くなり、時間の流れる速さに遅れを取らないからです。
例をあげると、あなたが時速100kmの車に乗っていたとしましょう。並走する同じ速度の車を、あなたはそんなに速くは感じないでしょう。ですが、もしあなたが時速20kmで走っている車に乗っていたとしたら、横を通り過ぎる時速100kmの車は、目にも止まらない速さになります。
という事は、あなた自身が「速く」なり、過ぎゆく時間のスピードに合わせて行動すれば、時間が過ぎる速度を遅くする事ができると言う事です。その為に、運動などで身体の代謝を高めて、ちょっと実験的に、いつもより忙しくなるように仕事や予定を詰め込んでみる時を作ってみるのも良いかもしれません。
周囲の人より仕事などが忙しいはずなのに、きちんとジムで体を動かす習慣を身につけている人は、色々な事をこなせている人が、私の周りでも多い気がします。同じ24時間なのに、どうしてそんなに多くの事をこなせるの?と思った事がありますが、この本を読んで、なるほど!時間が長く感じられる生活を送っているから、体も心も元気で、たくさんの事をこなせるのだ!と納得しました。来年こそは、身体の代謝を上げに上げて、長く感じられる時間を、有意義に使っていこうと思いました!皆様もご一緒にいかがですか^^?
あと4日で2023年も終わります!今年も皆様、本当にありがとうございました!
来年も、皆様と健康で美しく、楽しい時間を過ごせる「知恵」をシェアできたらと思います!
どうぞ、良いお年をお迎えください!!