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インフルエンザ???

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 先週は、私用でバタバタしており、一週遅れの投稿になってしまい申し訳ありません💦そして、そうこうしているうちに、もう10月に突入しました❗️このメル知恵も、2021年5月が初投稿でしたから、もう2年半近く経つと思うと、時の流れの早さを感じますが、過去の投稿を振り返りながら、「例年と違うなぁ」と感じる事が多くなってきている気がしました。皆様はいかがですか?

 まずは「猛暑」です。今年の夏は本当に暑かったですね!お彼岸を過ぎて、ようやく朝晩は涼しくなってきましたが、まだ昼間の日差しは強いまま。あまりの暑さに、キノコ類が、自分たちが生息できる環境のところに場所を移動して生えている事から、毎年生えているところに同じキノコが生えない現象が起きているとか。東北で「いつもこのあたりに生えているから…」と、形の似ている毒キノコを食べてしまって中毒になってしまった事件も、つい先日ありました。キノコ狩りのシーズンに入りますが、ご予定のある方は、是非、この点に気をつけて行かれてください!

 次はタイトルにもある「インフルエンザ」です。インフルエンザの流行というと、毎年2月くらいがピークのイメージはありませんか?私の住む東京では、今年は夏でもインフルエンザに罹ったという話をよく耳にし、ここ最近では、若年層の間で特に流行りはじめているようです。私の子供が通う学校では、インフルエンザとコロナの両方が流行っていて、もう1人罹患すると学級閉鎖というクラスがいくつかあり、他の学校も同じような感じだと知りました。今年、コロナウィルスの危険度が、インフルエンザと同等に引き下げられましたが、10月に入った今、2つが流行っているところを見ると、単純に人間の免疫力が下がってきているのではないのかなと思うのです。免疫力が下がる原因は、ストレス、加齢、睡眠不足や不規則な生活、冷えなどがよく知られていますが、今回の記事では、これ以外の2つに注目してみます。

 一つ目は「LPS」という、私たちの免疫力を上げてくれる、免疫ビタミンです。
これは、体内でウイルス等と戦う細胞の働きをサポートする大切なもので、土の中や空気中に存在する細菌の成分です。野菜、穀類、海藻類に含まれているので、普段の食事からも自然に摂取されているはずの成分なのですが、近年、農薬・化学肥料の使用や、過度な衛生状態の改善により、必要以上に細菌が取り除かれ、LPSの自然摂取量が減ってきているのが現状です。特に土に触れる機会の少ない都市部で生まれ育った人は、農村部育ちの人と比較するとLPS摂取量が少ないことが分かっています。寒くなり、空気が乾燥しはじめるこれから、LPSを多く含む食材を積極的に摂ったり、LSPのサプリメントを取り入れたり、自然に触れるなどして、免疫力を高めて参りましょう!
 
 二つ目は「呼吸」です!マスク生活だったこの数年、呼吸が浅くなっている人が多くなったのは間違いありません。それにより、肺で酸素を十分に取り込めず、血中の酸素濃度が低下します。そして、足りない酸素を補うために呼吸の回数が増え、浅い呼吸になってしまいます。これは自律神経の働きを乱します。自律神経のバランスが崩れると血流が滞り、免疫細胞の7割が生息する腸の環境が悪化するのです。当然、腸内環境が悪くなれば、免疫細胞の働きも低下します。ですので呼吸を鍛えて、血液に取り込む酸素の量を増やす事が大切になってきます。具体的には、1回に吸う空気の量を増やし(深呼吸をし!)、取り込む酸素の量を増やせば良いのです。
 呼吸をする際、肺を膨らましたり、縮めたりする必要がある訳ですが、肺自体がそれをできる訳ではありません!肺は胸腔という胸骨肋骨胸椎に囲まれた骨格の中に入っていて、この胸腔が膨らんだり、縮んだりして肺の中の空気を出し入れしています。この胸腔を動かすのは横隔膜斜角筋肋間筋、などの呼吸筋といわれる筋肉ですが、これらを鍛える事で、吸う空気の量を増やすことができます。ウォーキングなどの軽い運動をする事でも、これらの筋肉を鍛える事になります。

 今回は、免疫力に関わる「呼吸とLPS」について深堀りをしてみました。やはり、私達人間は、体を動かし、ストレスを溜めず、自然に寄り添った生活をしていく事が一番大切なのだと思いました。都会ではなかなか難しい部分もありますが、セルラムでは自律神経を整える事もできます!何となく呼吸が浅い自覚がある方、風邪を引きやすくなった気がするという方は、気分も明るくなるとご好評いただいておりますので、是非一度、お近くのセルラムサロンにて、施術を試されてみてください!

 ではでは、また(^o^)/