氣と生体電流
朝晩はグッと気温が下がり、やっと秋らしくなってきました!秋の美味しい食材もスーパーに並び始め、食欲の秋!と行きたいところですが、心身ともに体調を崩される方が多くなる時期でもあります。実はこの秋口の寒暖差が自律神経を狂わせる元だというお話は、過去のメル知恵で何度かして参りましたが、今回は、この自律神経と関わりの深い「氣」や「生体電流」について深堀りしましたので、皆様と情報をシェアさせていただきます!
まずは「氣」についてです。
「氣」は、東洋医学の発想で、近年、世界中で注目され始めています。国によって発音は微妙に違いますが、「き」や「ち」などと発音され、ヨガの世界では「プラーナ」とも呼ばれます。食べ物を消化・吸収するときにできるものを、東洋医学では「水穀の精微(すいこくのせいび)」と呼んでいますが、これに、外から呼吸で体内に取り入れる外気である「清気(せいき)」が混じって、体の中で「氣」になるという考え方です。この「氣」にもたくさん種類があるのですが、それらが正しく流れない事で
「気虚(ききょ)=気が不足している状態」
「気滞(きたい)=気がうまく動かないで滞っている状態」
「気逆(きぎゃく)=気は上昇しやすいので、体の上部から降りてこない状態」
という、未病(病気ではないが、体調のすぐれない状態)の状態になるという考え方です。漢方薬を服用されている方は、これらの言葉は聞いたことがあるかもしれません。鍼灸などで、経穴(ツボ)を刺激し、経絡の流れを整え=「氣」の流れを整えて、未病の状態を改善し、漢方の服用などで内側からも流れを良くするのが、代表的な東洋医学の治療法になります。実は、「氣」の流れを整えるという日本発祥の「靈氣(レイキ)」という施術も民間療法としてあるのですが、こちらは現在、日本より海外で「Reiki」として大人気で、施術できる人を「レイキマスター」と呼んでいるようです。日本は過去にあった大きな事件のトラウマからか、どうしても「宗教」と結び付けてしまう方が多いようで(実際は全く何教とも関係ありません)、施術する方もあまり多くはないようですね。
次に「生体電流」についてです!
生体電位(せいたいでんい)という、生体信号の一種があるのですが、菌類や単細胞生物も含めて、あらゆる生物の生命活動に伴って生じる電位(ウィキペディアより参照)の事で、これらの流れを生体電流と言います。皆さんもご存知の「心電図」は、心臓の拍動に伴う微小電流を読み取るの検査であり、脳の活動に伴う微小電流を読み取るのが脳波です。脳からの電気信号で人の筋肉は動きますし、脳内の情報伝達も微弱な電流が関係しており、生体電流は、生物が生きていく上で、なくてはならないものです。
日本では、亡くなった方を北枕で寝かせる事から、北枕は縁起が悪いと言われますが、地球は磁石であり、磁気は北から南に流れている事から、北枕にして眠ることで人の「氣」の流れが整い、ゆっくり休めると言われています。お釈迦さまが亡くなった後に北枕にされた事も、縁起が悪いと言われる原因になっているのですが、実は、北枕にすることで「氣」を受けることができると知っていたお弟子さん達が、師の復活を願って北枕にしたというお話もあるのだとか。こうやって昔からの教えや、現代の最先端の医学の観点を合わせて考えると、「氣と生体電流」は、ほとんど同じものなのかなとも思えます。
新しい「量子医療」という言葉も出てきて、細胞単位、あるいは、もっと小さい単位のモノから全てを解析していけるようになり、様々な事が分かってきた今、なぜか、遥か昔のご先祖様達が当たり前としていた事と繋がってくる事が多い事に驚かされます。
セルラムの施術では、ナノ波とマイクロ波の微弱電流で、細胞単位から活性化させ、肌はもちろん、自律神経も整う事から、体調が良くなったというお声も頂いています!「この時期、お肌というよりも不定愁訴が、、、」という方も、是非一度、お近くのサロンで施術をお試しください!スッキリ晴れた秋空のような気分になれるかもしれません!
ではでは、また(^o^)/