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熱中症・熱射病について

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猛暑日が続く東京からこんにちは!セルラムの「メル知恵」担当Monacoです!7月末の投稿は、私の家族の体調不良によりお休みさせて頂き、申し訳ありませんでした💦ですので、8月は、第一週目と最後の週の2回投稿とさせて頂きます!

 さて、皆さま、きちんと水分補給はできていますか? これくらい猛暑日が連続すると、老若男女問わず、気をつけなければいけないのが熱中症・熱射病です!ご存知の方も多いかと思いますが、今回は改めて、その熱中症・熱射病について、皆様と情報をシェアさせていただきます!

 ここ最近のテレビのニュースでは、この言葉を毎日のように目にします。簡単に説明しますと、熱中症の中でも、一番深刻で重篤なものを熱射病と言います。深部体温が40℃以上となり、中枢神経系に障害が起きたり、複数の臓器がうまく働かなくなるもので、死に到るケースもあります。先日も、部活帰りの女子高生が、熱射病で路上で倒れ亡くなると言う悲しいニュースもありました。
 ここで大切なのが、深部体温(体内の温度)というワードです。皆さまが体温を測るというと、おでこを触ったり、耳や脇の下、舌下で体温計で測るかと思いますが、これは皮膚体温であり、深部体温は、直腸で測らないとわかりません。ですので、熱中症か熱射病かの判断を、触ったり、普通に体温計で熱を測ったりするだけで判断するのは危険です。

 熱射病の症状で、一番典型的なものは、

①方向感覚を失う
②混乱状態や無気力状態
③めまい
④わけのわからないことを話したり、分別のない行動をとる
⑤ヒステリーになっている
⑥歩くことができない・バランスがとれない・つまずく・よろめく
⑦突然倒れる・意識がなくなる

などがありますので、是非覚えておいてください!身近な人の命を救えるかもしれません。

 次に熱射病に至る前の、軽度から中度の熱中症の症状についてです。軽いものであれば、体を冷やしたり、水分補給をする事で、ほとんどが回復します。若年層では、夏場の運動中に起こる事が多いようです。
 症状としては、熱失神(めまい、顔面蒼白)熱痙攣(手足がつる、筋肉痛)、熱疲労(倦怠感、頭痛、寒気、嘔吐)、などがありますが、皆さま、経験された事はありませんか?私は、この記事を書きながら、あれは熱中症だったのかも?と思う経験がありました!自覚ができるうちは、無理せず、すぐに涼しいところに移動したり、冷たい水を飲んだり、運動中であれば、特に塩分も必要なので、OS-1を飲んだりする事で、重篤化を防げます!
 
 特に、基礎体力が無い方、風邪をひいている方、睡眠不足や栄養不足がある方、肥満の方、アルコールを摂取している方、抗うつ薬を飲んでいる方などは熱中症のリスクは高まると言われています。これは、健康的に生活する為の基本中の基本なのかもしれませんが、普段から、定期的に体を動かすことは、とても大切なように思います。熱中症になってしまう大きな原因の1つの体力不足を解消できますし、無理の無い程度に普段から運動をして、筋肉をつけ、体力をつけ、心肺機能を高めておくと、暑い環境で動かなければいけない時も、身体がうまく暑さに順応してくれるようです。

 最近、母が長く遊びにきているのですが、そこで気付いた事がありましたので、お話しさせてください。猛暑が続く東京で、母は、昼間に外に出る事は全く無いのですが、先日、少しは歩かなければと、夜の散歩に一緒に出てみました。ほぼ30度の気温の中でしたが、母は上着を脱ごうとせず「涼しい」と言うのです。私はTシャツ1枚でも汗が出るくらいでした。母を見ると額に汗をかいているのですが、それでも暑くないと言います。腕を触ると確かに熱くはないのですが、そのうち、頭痛がすると言い始めたので、室内にすぐに戻り、冷たい麦茶を飲みました。しばらくして頭痛も落ち着いたのですが、そこで気付いたのは、私達が想像している以上に、高齢者は、気温を感じる事に鈍感になっているという事です。母は、クーラーの効いた室内にいる体感のまま、しばらく外気を体感できずにいたのだと感じました。こうして知らないうちに汗をかき、気づかないうちに水分不足になっているのではないでしょうか。高齢のご親戚やお知り合いがおられる方は、是非、どのような状態でお過ごしか、お声がけしてみてください。それだけでも、悲しい事故は防げるように思いました。

 若年層であっても、日本人は特に、周りに合わせて行動する事を選びがちですが、自分と他人は体感も体力もそれぞれです。このような殺人的な暑さの中では、本当に無理をせず、ご自身の身体の声に耳を傾けてお過ごしください!!

 ではでは、また(^o^)/